2011年10月9日日曜日

日にち薬

子供の頃、戦後。いろんな病気に罹っていました。風邪はもちろん、トラフォームやちょっとした怪我など。

医者はどこも混んでいました。やっと薬を貰って・・・。即効性無し。
祖母がよく言ってました。「日にち薬や」と。

日にちが経てば治るということでしょう。「寝てる間に治るんや」とも。

亭主の首、日にち薬が効いているのかどうか。激痛は治まりましたが、首が重かったり、肩は凝るし背中は痛いし。腰にもきそう・・・。

医者も整体院も言う。「そのうち徐々によくなりますよ」。日にち薬の効果に期待。

原発事故、放射能汚染。目下の急務は除染、除染。目途が立っているような、いないような。
加えて、廃棄物や土壌の処理問題。まったくもって見当つかず。

効能期限あるかどうかの日にち薬。

友人の民生委員氏が言っていました。各地の避難先まわっての話し。
「飯舘村の人は、明るい表情を見せる。浪江の人は暗い」。飯舘の村長は、とにかく2年で帰村という目標を明示した。村民感情は様々だろうけど、一つの目途に、いささかの希望を見出している。日にち薬の効能か。

いつになったら、いつまで我慢すれば・・・。目途、目標は大きな指針。
「戻れない。戻りたくない」。そんな県民も増えているとか。

「引き裂かれる福島」。新聞の見出し。引き裂かれたら治療方法無しじゃないの。
日にちがそれを戻せるのか・・。

0 件のコメント:

年が明けたら戦争があった

「去年今年 貫く棒の如きもの」。高浜虚子の句である。 1秒という時間で年が変わる。今年は去年の延長であり、一本の棒によってつながっていると解するべきか。 「棒」とは時間なのだろうと考える。年が変わろうが変わるまいが、時間は流れる。方丈記の「ゆく河の流れは絶えずして」という記...