東京世田谷の高放射線問題。結局、民家にあったラジウム。福島県関係なし。原発に由来したもので無し。日本列島総放射能過敏症候群の中での、言ってみれば“笑い話”。
昨日の当ブログ、迂闊にもマスコミ報道や、例の専門家(学者)さんのテレビコメント聞いて、亭主も半信半疑ながら原発事故のセシュウム飛散、ホットスポットと思い込んだ節あり。
過日の塾で、情報リテラシーを説き、メディア報道の信憑性を疑問視し、メディアの特性として、過剰報道、推測、予測報道の傾向に警鐘をとなえたばかりの身が、つい、罠にはまったような。
慙愧にたえません。不明恥じるのみであります。
報道を詳細に検討し、洗浄しても下がらなかった、地表1メートルの方が高いという点に注目すれば、福島県内のセシュウム汚染の傾向と違っていることに気付いたはず。
お詫びに、近くにあるラジウム温泉にでも行って、首、肩の痛み癒しながら浸かってくるか・・。
自らが不明を犯しておいて批判するのもおこがましいが、やはり、メディアには放射線と言えば即原発という刷り込みが完全に出来上がっていたとしか思えない。
塾でも「放射能」と一口でいうけれど、いったいその中味はーーと言ったばかり。線量計が反応しても、その物質が何なのかは判明せず。現場に行った放射線防護学の先生の計測器は物質を割り出す。
線量計が闊歩する中で、さらに進んだ測定機器を持たねばならないという経験学んだ“事件”。
学ぶと言えば、学校でも放射能の勉強をすることになったとか。大人でもよくわかっていない放射能、放射性物質。ヨウ素、セシュウム、プルトニューム、ラジウム・・・。この際だ。しっかり学んで欲しい。
翻って郡山。塾生や親友が居住している地域。限定的なホットスポット。行政が居住地域までも含めて詳細測定とか。避難勧奨地域に指定の可能性を示唆する報道も。
刈り取った稲わらを燃やす光景あり。それを見た、多分、ミニFM局のパーソナリティーと思う女性の“つぶやき”。「煙が多いからきょうはマスクして外出しよう」って。マスクついでに線量計持って、煙の中に手を突っ込んで測ってきてよ。
とにかく、被ばく問題含めて、冷静で、根拠ある報道をもっと心がけてほしい。
わかりやすい情報開示。改めて望む次第。
きのうどっかで目にした。信州大学発表の福島の子供たちの甲状腺異常問題。
小児学会として、データ解析したところ、原発由来と言えないとの声明。多少奥歯に物の挟まったような、遠慮がちな表現あるが。
今、日本人は「試されている」と。
2011年10月14日金曜日
“チェルノブイリ”異聞
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