2013年4月10日水曜日

「時代」、心に刻む応援歌


時々、歌を、歌詞を引いて書いている。この前もさだまさしの「風に立つライオン」を書いたが・・・。

ある時代に作られた歌、それを作った人が、まさか今日を予測していたなんてことはあり得ないのだが、いくつかの「名曲」が、時代をこえて、余りにも普遍的であり、それが、今の時代を的確に捉え、大仰に言えば“思索の旅”への原点になっているのかもしれないということ。

そして、それが人生の“応援歌”たり得るということ。

もう、多くの人が何回も耳にしたであろう、中島みゆきの「時代」という歌。自作の歌。何十年も前に作られていた歌。

それが被災地で甦っていたということ。多くの人たちに力を与えていたということ。

子供たちがその歌を合唱し、大人たちがそれに涙して、“力”を貰ったと語っていたということ。

「唇に歌を持て。そうすりゃ何が来たって大丈夫じゃないか・・・」。そんな“記憶”が呼び覚まされる歌。忘れているかもしれない、知っていてももう一回口ずさんで欲しいと思い、あえて歌詞を。

今はこんなに悲しくて 涙もかれ果てて
もう二度と笑顔には なれそうもないけど
そんな時代もあったねと いつか話せる日が来るわ
あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ

だから今日はくよくよしないで 今日の風に吹かれましょう

まわるまわるよ 時代はまわる 喜び悲しみ繰り返し
今日は別れた恋人たちも 生まれ変わって めぐりあうよ
旅を続ける人々は いつか故郷に出会う日を
たとえ今夜は倒れても きっと信じてドアを出る
たとえ今日は果てしもなく 冷たい雨が降っていても

めぐるめぐるよ 時代はめぐる 別れと出会いを繰り返し
今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩き出すよ
まわるまわるよ 時代はまわる 別れと出会いを繰り返し
今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩き出すよ
今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩き出すよ。

まぎれもない、かすかでもあろうと希望につながる歌だと思う。

時代はめぐり、時代はまわる。めぐってきて欲しい時代もある。しかし、もう来て欲しくない時代もある。

例えば、“バブル”。人心も荒廃させた、なんでも「カネ、カネ」の世の中。
そしてあの忌まわしい戦争。

時代―。昭和という時代が生んだ歌。それは今にも通用する歌。
「唇に歌を持て、そうすりゃ何が来たって大丈夫じゃないか」。そんな歌があった。

災後にも数多くの歌が生まれた。一時期、1 wants you I needs you baby・・・絶叫されていた。今はたぶんどこにも無いかも。刹那的に心を満たしたとしても、残らなかったということ。

詩人が言葉を礫として吐き出していた。その言葉のいくつかが、後世語り継がれるのだろうか。

ちちをかえせ ははをかえせ としよりをかえせ こどもをかえせ
わたしをかえせ わたしにつながるにんげんをかえせ
にんげんの にんげんのよのあるかぎり
くずれぬへいわを へいわをかえせ

広島のモニュメントである峠三吉の歌碑。今にも通用する。

被災地にもさまざまなモニュメントが出来るだろう。その碑に刻まれる言葉は・・・。
未来を背負う子供たちの決意であって欲しい。

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