明らかに地殻は“不機嫌”なのだ。いや、逆に“楽しんで”いるのか。擬人法的に言いたくは無いが。
ここ数日、日本列島を襲う地震。頻繁に各所で起きる地震。それこそ北は北海道から南は沖縄周辺まで。
「たまたま偶然に重なっただけです」と地震学者は言う。本当かい。
プレートが違う、活断層も違う、余震では・・と言う。
ほんとにそうかいって。
地震のことは地震に聞け。そうしか言えないのではとも。
ドコモの携帯はなぜか今回は、三宅島の時はアラームが鳴らなかった。テレビでは例のチャイム。携帯の設定の問題なのかとも思ったり。Auは鳴ったとか。
テレビではアナウンサーが決まり文句。
「気をつけてください。備えをしてください。警戒してください。今後も発生するおそれがあります」。
それはそうなんだけど、どうやって何時来るかわからない地震に備えればいいのだい。何の備えをすればいいんだい。身を守ってくださいって言われても。
家がぺしゃんこになるような地震。いくら家具を固定してもどうにもならないだろうし。
「なるようにしかならないさ」と開き直って覚悟は決めてはいるものの。
そうしなきゃ、風呂も入れない、酒も飲めないし。
誰しも「不気味」だと思っているはず。
そして「我々は地震列島の上に住んでいる」ということへの自覚。
三宅島は震度5弱だった。明らかになってくる被害。道路は陥没、土砂崩れ。
もし、東京だったら。あれだけ密集した地域に建物も人も密集している。まるで地殻を“脅迫”するかのように、掘り進められた地下に、様々な都市機能が張り巡らされている。
東京23区だったら・・・人々はパニックになり、都市機能は崩壊する。
一昨年、その「崩壊」をこれでもかと見て来た。経験した。東北は破壊された。
東京、破壊以上だ。カタストロフィーだ。
この国は、終わりだ。いや、すでにして終わっているのかもしれないが、終わりに追いうちをかけることになる。
「終わりの始まり」。そう思っていたほうがいいかも。
破壊、それは建物だけではない。原発事故はあらゆるものを破壊した。人の心も。
地震に意志は無い。意志の無いものにむかうすべは無いと思ったほうがいい。
耐震構造がどうだこうだ。気休めと思ったほうがいい。
地震にたいして“迎撃ミサイル”は持ち合わせていないのだから。
しかも、火山列島でもある・・・・。
たまたま地震の周期が一致したとしよう。それなら、その時代に巡り合わせてしまった人間はどうすればいいのか。
どうしようもない。
♪ネットもねえ、スマホもねえ、カネも無いけど死にたくもねえ・・オラこんな国いやだ、こんな国いやだ、どっかに逃げてえええ~~♪
吉幾三がこんな替え歌を歌ったとしても、アメリカさ行けば爆弾が待っているし・・・。
きょうもすでに列島で、地震は場所を問わずに10回・・・。