2013年4月19日金曜日

「なるようにしかならない」って気分か

明らかに地殻は“不機嫌”なのだ。いや、逆に“楽しんで”いるのか。擬人法的に言いたくは無いが。

ここ数日、日本列島を襲う地震。頻繁に各所で起きる地震。それこそ北は北海道から南は沖縄周辺まで。

「たまたま偶然に重なっただけです」と地震学者は言う。本当かい。
プレートが違う、活断層も違う、余震では・・と言う。

ほんとにそうかいって。

地震のことは地震に聞け。そうしか言えないのではとも。

ドコモの携帯はなぜか今回は、三宅島の時はアラームが鳴らなかった。テレビでは例のチャイム。携帯の設定の問題なのかとも思ったり。Auは鳴ったとか。

テレビではアナウンサーが決まり文句。
「気をつけてください。備えをしてください。警戒してください。今後も発生するおそれがあります」。

それはそうなんだけど、どうやって何時来るかわからない地震に備えればいいのだい。何の備えをすればいいんだい。身を守ってくださいって言われても。

家がぺしゃんこになるような地震。いくら家具を固定してもどうにもならないだろうし。

「なるようにしかならないさ」と開き直って覚悟は決めてはいるものの。
そうしなきゃ、風呂も入れない、酒も飲めないし。

誰しも「不気味」だと思っているはず。
そして「我々は地震列島の上に住んでいる」ということへの自覚。

三宅島は震度5弱だった。明らかになってくる被害。道路は陥没、土砂崩れ。

もし、東京だったら。あれだけ密集した地域に建物も人も密集している。まるで地殻を“脅迫”するかのように、掘り進められた地下に、様々な都市機能が張り巡らされている。

東京23区だったら・・・人々はパニックになり、都市機能は崩壊する。

一昨年、その「崩壊」をこれでもかと見て来た。経験した。東北は破壊された。
東京、破壊以上だ。カタストロフィーだ。
この国は、終わりだ。いや、すでにして終わっているのかもしれないが、終わりに追いうちをかけることになる。

「終わりの始まり」。そう思っていたほうがいいかも。

破壊、それは建物だけではない。原発事故はあらゆるものを破壊した。人の心も。

地震に意志は無い。意志の無いものにむかうすべは無いと思ったほうがいい。
耐震構造がどうだこうだ。気休めと思ったほうがいい。

地震にたいして“迎撃ミサイル”は持ち合わせていないのだから。

しかも、火山列島でもある・・・・。

たまたま地震の周期が一致したとしよう。それなら、その時代に巡り合わせてしまった人間はどうすればいいのか。

どうしようもない。

♪ネットもねえ、スマホもねえ、カネも無いけど死にたくもねえ・・オラこんな国いやだ、こんな国いやだ、どっかに逃げてえええ~~♪

吉幾三がこんな替え歌を歌ったとしても、アメリカさ行けば爆弾が待っているし・・・。

きょうもすでに列島で、地震は場所を問わずに10回・・・。

“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...