2011年4月6日水曜日

この国の姿 その15

「これって泣ける」。友人がツイッターで紹介している”サイト”。開いてみたらYAHOO知恵袋。「福島県に住んでいます」という質問と言うか投稿というか福島を見捨てないで。また来てくださいという趣旨の投稿。

ツイッターで知った時、携帯からのアクセスだったので字が読みづらくあとでパソコンで・・・。と思ってなんとなく見ていたら、なんと当店のご常連さまの名前発見!!

あとでパソコンでと思っていて・・・・。さっき開けたら驚き。「解答」の多い事、多い事。お客様の書き込みまでたどり着けません。「解答」のほとんどは激励とまた行くよ~~のメッセージ。みなさん真面目な答え。
1分おきに書き込まれている。とてもじゃないが総数把握できない・・・。

ありがたいです。ネットの凄さ。

かたや噂まきちらし、罵詈雑言浴びせかけるサイト。特に2チャンネル。2チャンネル族ってどんな人達なんだろう。怖い。これもネットの姿。

被災直後に活躍したのはツイッターです。ツイッター活用しましょう。呼びかけるテレビ。でもね、どれだけの人がツイッター使えているの?

便利そうなものを教えればそれで事足れりとしているかのようなテレビ。ツイッターだって内容は真偽取り混ぜ。真面目に全部、リツイートまで真剣に読んでいたら頭の中は混乱の極致になること必定。

原発を杞憂するものにとってはリテラシー能力がややひび割れている感あり。

安心な情報の方になびいて束の間の精神的安静をもとめるか。危機感訴える方になびいて恐れおののくか。

どっちにしろツイッターを情報源にというマスコミの話題作りはおかしい。使えない、使い方知らない人の方が多いはず。

放射線情報、汚染情報。国や県のホームページでとこれまた新聞、テレビは”告知”する。パソコンなんて触ったことない年寄り多数。インフラ壊されパソコン機能しないとこもまだまだあり。

避難所には無料のパソコン置いてある。使っているのは若者。緊急連絡とも思えず。災害情報、放射能情報に見入っているとも思えず。

あらゆる行政機関さま。ホームページで公開しましたって言ってそれで責任を果たしたことにはなりませんよ。それで事足れり、情報はちゃんと発信してますというなら、新たな難民を生む。「情報難民」を。

ネットの功罪か。

昔、我が家に下宿していた人から「慰問」の品が届けられてきました。電話では生活物資は大丈夫と言ったのですが。横浜方面在住の子。水とお菓子を。

「原発の報道を見る度に辛くて胸が痛くなります。お菓子は一日も早く鳩が飛べるような平和な空になるように祈って鎌倉の鳩サブレを」と手書きの手紙添えられていました・・・・。

“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...