トマトジュース作っているカゴメとデルモンテが福島の農協に対し、福島県産のトマトは買わないと申し入れたとの記事。
亭主は大のトマトジュース好きです。特にデルモンテが。しかし、きょうからこの二社の製品は買わないことにしました。県産のトマトからあのいい加減な暫定基準値なるものが検出されたわけでもない。なんでもないのに、福島県産というだけで仕入れないとは。
「安全性を担保出来ない。消費者の安全・安心に配慮した」というのが両社の言い分。
福島産。それだけでそんなに消費者って神経質になっているのか。怒りを通り越して馬鹿馬鹿しくなってくる。この企業の倫理観って何なんだろうかて。
放射性物質は検出されていないんですよ。
またしても思う、この「消費者」という化け物の存在、正体。勝手に推測すれば東京以西にいる一大需要者のことなのか。
なんでもかんでも消費者、消費者。後先考えず買い占めに走る人達が消費者か。
消費者って顔が見えない。トマト生産者だって例えばパンは買う。生産者だって、ものによっては消費者。消費者って言う人の旦那は別の食品の生産をしている。
消費者って言葉でくくり、福島って言葉でくくり、国民という名でくくり。
見えない、正体不明の消費者。カゴメやデルモンテが恐れる、はい、放射性物質よりも恐れる消費者って誰?何?
食品の安全、安全。安心、安心。安全神話はすでに崩壊しているんですよ。
テレビでACは相も変わらずパパポンって流し、みんなで支え合ってる、日本人は一つだとバカの一つ覚えのように流している。
テレビから流れてくる言葉の虚ろ。
ACのCMが流れる時間にも様々な”差別”が”偏見”が生まれている国ニッポン。
2011年4月11日月曜日
“チェルノブイリ”異聞
ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...
-
新しい年となった。雪の中だ。 良寛の詩作を引く。「草庵雪夜作」の題名。 回首七十有餘年 首 ( こうべ ) を回(めぐ)らせば七十有餘年 人間是非飽看破 人間の是非看破(かんぱ)に飽きたり 往来跡幽深夜雪 ...
-
ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...
-
そう、あれは6月の初めだったか。 急に視力が悪く、パソコンの画面が見え難くなった。 脳梗塞で入院した時、最初に診察してくれた当直の麻酔科の医師が「白内障が出てます。手術した方がいいですよ」と教えてくれていた。 その後転倒して、それも二回。 CT 検...