2011年4月1日金曜日

この国の姿 その14

大震災から早3週間。そして今日からは四月。郡山も暖かい気温です。節電にはもってこい。
まだ余波は衰えず。ようやく復興の動きが見えてきたところもあれば全く手つかずのところも。原発は長引く気配。不安感を抱えたままの手近な日常の取り戻し。悪夢のような三週間の記憶は消せそうにもありませんが。相変わらずの風評被害は増える一方だし。

そんな中、テレビもいささか日常というか通常に戻ってきたようです。テレビ界恒例の4月改変。番組によっては出演者が「お別れ」の挨拶しているものもありますが、さて来週からどんな番組が登場するのか皆目見当もつかない。

テレビ局もかなり神経は使っているようです。時宜にかなわない番組は放送しないとか。しかしーーーふざけんなって番組も登場している。ドラマやバラエティー含めて。

替っていないのが民放のAC。旧公共広告機構。相変わらず。いくらか素材は差しかえたようですが、あの大量投下、もう鼻についている。内容もくらだないの一語。マナーを守ろうって節電編。携帯の無駄な通話やメールやめよう。あまりにもばかばかしく思え。なくならない「まほうのことばでたのしい仲間が・・・」。あれが流れてくると血圧上がりストレス倍加するって人多数。亭主も散々文句いったのですが。あらたまる気配薄い。

企業のCM自粛。どんな企業のどんなCMが可か否か。選別、考査難しいとこでしょうが番組復活とともにCMも復活させたらいかが。

このAC。もちろん新聞やテレビの役員さんも理事などという肩書で名を連ねている特例社団法人、会員社が運営。監督官庁は経済産業省。そして理事の中には東京電力はじめ各電力会社の役員さんも。

本編を伸ばすわけにもいかず。CM枠は確保しておかなければならず。民放各社苦渋の選択でしょうが各局ほとんど横並び。

とにかく嫌なんです。あの、ぽぽぽぽ~ん。そして元気出そうとかなんとかいうタレントさん達も。ほとんどメッセージ性が無い。

デマに惑わされないようにしよう。買占めはやめよう。もちろん正論。でもね、デマの元って、テレビで心無い人がまことしやかに言った一言が“発信元”になっていたり。買占め煽ったのもテレビの報道姿勢。

ACはもともとお金にはならず。民放の減収は大変なもの。キー局一つ当たりおおよそいままでで20億円弱。取材費というコストは大量にかかっていることだし。どうなる民放経営・・・。
コストはかからないけど広告代理店も大変。大手でも。中小はつぶれますよ。

やみくもに番組復活、CM復活とはいいませんが、ある程度、この広告産業も復活させないと、お金を回さないと、通常の経済活動の停滞以上にダメージ大きくなる。負の連鎖が続く。ローカル局だって大変だと思いますよ。

そして、未だ尚数十万人の人が飢えとか寒さとか不便さとかと闘っている。被災地、その映像を流しても、それを見ることがかなわない人も大勢。誰のために何にためにの放送か。自問する放送人もいる。

加えて7月に迫った完全デジタル化。被災地にはもはや無縁の話し。買い替え無理。他方では使えるアナログテレビ受像機が捨てられている。アナログ放送を続けなさい。被災地や避難所に使わなくなったアナログテレビを持って行きなさい。こんな議論もなりたってくる。しかし、サイマル放送を続ける体力は地方局には無い・・・・。

「情報」を取り巻く環境は多くの矛盾とジレンマを抱えている。

“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...