昨夜の余震は凄かったです。寝ようとした矢先の大揺れ。きょうは寝不足。被災地は皆さんもきっと寝ていないでしょう。体育館などに避難されて居る方、大勢の人がいるからさぞ驚かれたでしょう。まだまだ余震ありとか。終息の気配は見せない・・・。
更新のお知らせに書きませんでしたが、トップページの四季逍遥、更新しました。方丈記をもってきたのですが、「おほかたその名残三月ばかりや侍りけむ」と記されています。まだ続くのでしょう。
昔の人はちゃんとわかっている。記している。三陸大津波のことだって。多くの研究費使って、多くの学者集めての地震研究。予知連絡会。それはそれで否定するものでは全くありませんが、古文書の口伝の方が役立つ時もある。近代文明、科学技術を上回る先人の知恵もある・・・。
福島原発。とりあえず異常なしとか。一応安堵。されど・・・。
原発で怖かったのは、怖いのは本震という天災よりも余震と言っていい人災。この人災の凄さ。日々腹が立つことしきりであります。
人の口に戸は立てられないとか、人のうわさも75日とか先人は言い慣わしてきたけれど、今度の風評ばかりは先人の経験を越えているかも。
全く安心感を与えない総理大臣。言質とられないように言辞を弄し、もってまわったようなことを言う官房長官。
その片言隻句に惑い、動き回らされる避難民・・・。現地の人間。
人災と言う名の余震は拡散中。人の心を汚染しながら・・・。
福島県人と言っただけで追い出された居酒屋。いわきナンバーのトラックでは物資搬入してくれるなと言われた運送会社。人災に手立て打てないのが政府。
東電復旧に、被災地支援に、不明者捜索に当たっている自衛隊や警察。車両、機材。建設器機。これらの持ち帰りも当然拒否するんでしょうね。放射能汚染だと言って。心無い一部の都民は。23区立入禁止って、買いだめで太り、綺麗な服着て、バリケードでも張るのかな。一番醜いのがあなたがたの心のバリケード。
いい「余震」も見た。ボランティア。テレビに映る被災地での彼ら、彼女らの動機や活躍ぶりに涙を禁じ得ない。
郡山でも多くのボランティアが活動している。一生懸命に。彼らは皆、明るい。何がそうさせるのか。人のために役立つ。それを為したことにより自然と湧き出る明るさ。それが、また、被災者の心をいくらかでも明るくする。
2011年4月8日金曜日
“チェルノブイリ”異聞
ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...
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