2011年8月12日金曜日

義援金はどこへ”消えた”

最近メディアが全く取り上げなく無くなったニュース。震災後集められた義援金。その行方。普通の感覚の人は皆いぶかしく思っている。

孫正義の100億円は大きく取り上げられ、彼はそれに見合うくらいの有形無形の“メリット”は受けただろうが。

未だももって被災地をはじめ全国いたるところでのイベント会場には募金箱が置かれています。
チャリティーイベントも数多く開かれています。
そこで集められた「善意」はどうしたのか。メディアは関心が無いご様子。
無名の善意は必要としている人のところには届かない。政治家も無関心の様子。

やはりこの国のシステムはおかしい。なんだかんだの屁理屈こねて手をこまねいている。配る人の手が足りない。自治体は手が回らない。名簿が作れない。

人手が足りないなら、まともなボランティアに依頼して仮設や避難所に配って貰えばいいじゃやないか。半壊している家に住んでいる人たちのところ回ってもらえいいじゃないか。

なになに。民間は信用出来ないから任せられない。そんな法律が無いって。いいじゃないですか。超法規措置やれば。だいたいですね、国会議員さんたちが、すでにして職務放棄のような憲法違反しているんだから。

カネはね、使うべき時に使ってはじめて意義のあるもの。日赤に眠らせておいてなんの意義ありや。

善意は行使されないと萎縮して身を隠す。

だいたいですね、あの鳴り物入りで作られた「配分委員会」って何をやっているの。あのエヘラエヘラした元特捜検事さんよ。なんとか財団の理事長さんよ。

復興構想会議にしてもこの配分委員会にしても、この政権は常に人選を間違えている。

義援金は個人にわたすものとされている。法律では。配れないなら自治体の復興資金に回すよう「違法行為」をしてもいいじゃないの。善意の違法行為はあり。現に放射性廃棄物を研究のために持ち運ぶ学者がいる。みずから違法と認めている。それを咎める人は誰もいない。

西田敏行がおかしな格好でおかしな歌を歌っている。♪復興宝クジ~♪って。このたからクジの売上金だっていつになったら被災地に届くのか。

ボランティアに行きたいけれど無理だから生活費を切り詰めて義援金にします。そんな高齢者も沢山いる。酷暑の中汗を流すボランティアの水代や食事代に、交通費にしたっていいじゃないか。
いまだ不明者の遺体を探す機動隊員への差し入れに使ってもいいじゃないか。それに文句をいう人はほとんどいないはず。

2513億の義援金が集まり、3割だけは配分された。1700億円ほどが眠っている。ちょっと前の数字。

電気代が払えないから仮設にすら行かないという人もいる。

税金のバラマキを党是とした民主党政権。税金じゃないよ、民間の善意のカネだよ。バラ撒きなさいよ。

善意が生かされない国なんて先進国でもなんでもない。無策の国だ。

“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...