2011年8月20日土曜日

“金”の話し

なでしこジャパンとなでしこリーグ代表との強化試合。楽しめました。W杯の金メダルの効果は凄い。あの観客数。

いつも思うのですが、彼女達は必ず「東日本大震災」を心に刻んでいるような。必ず口にする。昨日の試合も復興支援。

胸に輝く金の星。ウン。キミらには合うデエ~。

多くの人達があの金メダルに勇気づけられたという。菅もそれらしいことを。そして、またまたあの目立ちたがり屋さん、総理大臣の“特権”行使。試合会場へ。満面の笑み。見てるほうは嫌気さす。

たしかに彼女達は勇気を与えた。そして勇気を貰ったという人が大勢いた。もし、菅も貰ったというなら、その「勇気」を何に使ったのか。貰った「勇気」は役だっていない。被災地で復興・復旧にあたる人達は、その勇気を実践に移している。確実に貰った勇気を使っている。

その場限りの気分だけの勇気の人も。

勇気にもいろいろありと。

菅が実践すべきだったのは辞める勇気だったのに。未練たらたらグランドへ。

“金”が泣いている。

円高勢いを増す。ドル安。アメリカは大変なことになるのか。世界への影響避けられず。スタグフレーションの危機さへも。

市場最高値の円。そのきっかけ作ったのが財務省の中尾財務官の市場介入消極的発言だったとの話も。

市場とか相場とか。極言すれば「金」の亡者の集い場所。額に汗せずのマネーゲーム屋さん。資本主義のアダ花か。

通貨危機。なんと金を買う動きが凄いとか。信じられるのは金。カネではなくキン。テレビは連日、金を買う人のあの欲ボケ顔を世相のすべてのように伝える。中国人、韓国人、その他・・・。ポケットから無造作に札束が取りだされ、金塊に替えられていく。

キンで金儲け。それが賢い人の処世術とばかりに伝えるテレビ。おバカな日本人。金歯まで売りに出している。

金、金、金。カネ、カネ、カネ。金歯が売られている光景。戦時中の鉄供出。銅供出。なんかあの光景がだぶる。お寺の鐘まで供出だった。

金とはなんだろう。なんで人間は金に惑わされるのか。豊臣秀吉の金の茶室。やがて豊臣家は滅んだ。黄金の国平泉。まばゆいばかりの金色堂。金売り吉次の暗躍。金に囲まれた奥州藤原三代も滅んだ。その他、外国にも多々あり。金にまつわる滅亡の歴史。

原発建設にまつわる、おおきな役割を果たしたのも金。原発マネー。いったいどれくらいがばらまかれたものか。

努力と団結と勇気で勝ち取った金メダル。労せずして富を増やそうとする金。字が同じなのが悲しい。

“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...