余震なんでしょうか、誘発地震なのでしょうか。ここにきて、やたらと地震速報が多いような。
これだけ地震が多いとなんか、やはり異様です。どうすればいいのか、どう予測すればいいのか自信が無い。なんて「ノリオさん」風のダジャレ、おやじギャグを地震予知連絡会のセンセイが言ったかどうかはともかく。
もちろん、3・11以後の一ヶ月間の余震数にくらべれば減ってはいるものの。
亭主の携帯には「なまず速報」というソフトが入れてあります。震度1でも記録されている。一日に10回は福島県沖とか宮城県沖とか、茨城県沖とか震源。
内陸部のも。
昨夜は宮城県松島で被災した旧知の人が来県。被災の様子をつぶさに聞きました。家は津波で流されなかったものの、目前まで迫っていたとか。家はほぼ地震で全壊だったとか。「定年過ぎて家を建て替えるとは・・・」と。
そして松島界隈の古老の言い伝えを教えてくれました。貝塚があるところより海側には家を建ててはいけないとか、「津」という地名のあるところは、大昔、海であったり、津波が来たところと思った
ほうがいいとか。「津」のつく集落はほとんど被害を受けたとか。
三陸方面の被災した子供たちは、ちょっとした地震にも過敏に反応する。トラウマ持っている。
震度2くらいだと我が家の壁からも漆喰の粉じんが落ちてきます。白い粉が部屋中に散っています。キーボードも「雪化粧」みたいな。
地震の研究者たちも、コンピューター含め、あらゆる科学技術を駆使して地震予知や地盤変動の地殻変動の解析に余念がないとか。
先日の毎日新聞だったか、首都圏でも30年以内に大地震が来るとの予測が98%だとか。
地震は止めよう無し。もし来たら、その後の対応、対策を如何にしておくかだけが人知で出来ること。
不確かな可能性に身をゆだねてその日の無事を祈るばかりか。
地震、台風、豪雨。災害列島というしか無し。予測して実行可能な対策、集落移転とか、耐震工事とか、食料備蓄とか、全国からの支援網の完備とか。
郡山中心市街地にあり、半壊状態で解体中のビルが突然崩壊しました。足場もろとも。その時は地震は来て無かった。ちょっとした重機の震動によるものか。
度重なる余震で、だんだん弱くなっていたのでしょう。
重傷者あり、車数台がオシャカ。通行人は幸い難をまぬかれでしたが。
郡山はようやく解体工事が本格化してきました。まだまだ手つかずのところも多々あり。解体後の空き地。何か建つのか。放置なのか。
町の景色は徐々に変化してきています。
危険ロープのところには近づかない。上を向いて歩こう。そんな行動の“日常”。
2011年9月18日日曜日
“チェルノブイリ”異聞
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