2014年9月16日火曜日

“覚醒”出来ない民主党、“再生”も無し

きょうは新聞休刊日とか。日頃、なにかと「いがみ合って」いる各紙が、休刊日だけは足並み揃える。購読料の値上げも“カルテル”の如く・・・。
なにかと「文句」多すぎるかな・・・。

“野党”について書く。

もはや、その存在感も全く感じられないようになった民主党。それでも野党第一党だから言うのだが。
安倍政権をのさばらせ、好き勝手にさせている責任は、国民的議論ではなく、永田町力学として、すべからく民主党にある。

彼らもそれはわかっていると思うのだが。

懲りない面々。よく言ったもんだ。

海江田が続くのもさることながら、幹事長に枝野を起用するという。
ばかばかしい、もういい加減にしてくれよ。代表代行は岡田。政調会長は福山哲郎。

特に枝野。幹事長起用。そんな人事やっていて自民党を責める“資格”なんてどこにも無い。

少なくとも福島県民は、菅は言うに及ばず、海江田、枝野によって蒙った“被害”は甚大なのだ。

枝野という字を書くだけで、時計の針が3年前に逆戻りしたような気になる。

「ただちに健康に影響を及ぼすことはない」。毎日、いけしゃあしゃあと言ってのけていた枝野。

公開された吉田調書を見ても、この二人の狼狽ぶり、当事者能力の欠如、政治家としての立ち居振る舞い。全くの欠陥者であり、言ってみれば“戦犯”なのだ。

福島県内にあの大混乱を引き起こし、かずかずの被害を与えた張本人二人が民主党を引っ張る。
他の民主党議員はそれを「是」とするのか。

あのころの枝野。黒を白と言いくるめるおかしな弁護士の典型。弁護士特有の論法。
なんの責任もとらなかった二人。国会議員としてよく生き残っていたもんだとも思えるくらい。

「政治の劣化」ということを論じるときには、まず俎上に乗せるべきなのがこの二人だとも。

「党を立て直して、国民に選択肢だと思っていただけるようやるべきことをやりたい」。そう豪語したそうな。

恥を知るべきだ。

だから余計に思う。野党ってなんだと。野党って存在するのかとも。

参院を牛耳る輿石。なんと安倍支持の別動隊的発言。「よくやっている」と。

みんなの党とやらは、渡辺よしみが復活宣言。浅尾と場外乱闘。
浅尾ってのもお子ちゃま。アイスバケツかぶって安倍を指名。ばかばかしい。

維新、結いの同床異夢。主導権争い。

こんな古臭い用語まで浮かんでくる。「コップの中の嵐」。

何を考えているのか。共産党は音なしの構え。

共産党は党名変更した方がいい。共産党という看板は下ろした方が、その字にアレルギーを感じる人たちの支持を得られる。

かつて気骨のあった“共産主義者”は、多くが「屠られた」。あるいは、マスコミ界のドンのように見事に“転向”した。

55年体制。日本社会党が勢いを持っていた時代。かえって政治はスリリングであり、それがあることが自民党へのブレーキ役を果たしていたとも言えるのだが。

自民は一枚岩か。そうでもあるまい。沈黙は金を決め込んでいるということか。

バラバラな野党では、とてもじゃないが安倍自民に太刀打ち出来ない。
厳然たる、確固たる「反対勢力」が無い限り、体制は揺るがないのだ。

今月末には臨時国会が召集される。安倍に切り込める“論客”なんて存在するのか。煙に巻かれるのがオチ。
テレビカメラに向かって、大きなフリップを出し、「国民の見てる前で」なんてのたまうが、昼間国会中継見てる人ってどれくらいいるのか。

そして、福島知事選。自民・公明・民主相乗り。県民の選択肢は極めて低い。

野党不在の県政と相成るのか。この「おかしさ」を県紙とても書かないような。

皆な一緒ってのはおかしいのだけど。

「暴走老人」は続いています(笑)。

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