2013年8月21日水曜日

福島は“不幸”でなくてはいけないらしい

たまにツイッターなるものや、ネットに接触してみると、とてもじゃないがバカバカしく、腹が立ち、これほどまでにおかしな人間がいるのかと嘆かわしくなる。

どうも、福島は“不幸”でなくてはお気に召さないような。そうあって欲しいという願望でもあるような。

この地に住んで、普通の暮らしをしている人達を「バカ」だと言わんばかりの。
それも「おためごかし」のように言うから余計腹が立つ。
それらにいちいち“反論”するのもばからしい。ほっては置くが。

汚染水問題が報じられる。海に流れているという前提で。そうするとどうだ。
「海水浴をしている人なんていないと思っていたのに・・・いるんだね」と来る。海水浴場は厳重な放射線量のモニタリングをしている。なんら異常がないから海水浴場をオーオプンさせている。

なにかい、福島県では福島県人は、そこの子供たちは海水浴もしてはいけないのかい。どこの海にだって「放射性物質」はある。

この地に住んでいることを“危険”だという人たちがいる。専門家と称する似非学者。彼らは、なんでもいい。自分たちが書いた本が売れればいいから。

印税稼ぎの福島論。本を出せる人はカネになる。カネにもならないのに、そんな“学者”の著作や言辞に飛びついて「自説」を披露してなんの得がある。

原発事故以来見えたのは、この国の国民と称する人の多くの“劣化”。

人が“不幸”であることが快感らしい。自分が正義を主張していると勘違いして、「いっぱし」を気取っている。

「他人の不幸は蜜の味」、あったな、そんな諺。

甲状腺がんのこどもの数が発表される。県の県民健康管理調査委員会の報告。前回調査よりもその数は増えた。県紙の見出し。

甲状腺がん診断確定18人に 原発事故の影響否定」。県の医師会から参加している医師のコメントも載せている。
原発事故による放射線の影響とは考えにくい」。「がんの状態から2、3年以内にできたものではない」と。

疑いの子供もいる。中央紙の見出しは「子の甲状腺がん 疑い含め44人」。

この見出しが独り歩きする。数字が。憶測が、“悪意”を持った推測が、だれかが言い出したデマが、そう、例えば奇形児の話など。それに拍車がかかる。

汚染水問題、300リットルの漏水。高濃度の線量。韓国のチャーター便は運行取りやめ。そのことだけをNHKも伝える。ローカルニュースで。
汚染水と福島観光。福島に来るのは危険だということか。
せめて一言コメント言って然るべき。「汚染水の流出が、全県の空間線量を高いものにするとは思えませんが・・・」くらいの。

まともなマスコミ、まともな報道を希う。まともとは事実を言っているだけではなく、それに関する見方、捉え方もだ。丁寧な報道と言ってもいい。

“報道”の一部だけを切り取り、そこに自分のフィルターをかけて再論を放つ。よく言ったもんだ。「色眼鏡で見る」って言葉。

食品にしてもそうだ。

とにかく福島は汚染されて地域であり、人が住んではいけない県であり、そうでなければいけないらしい。

結婚出来ないと悩んでいる女性がいる。子供が産めないと言っている人たちがいる。
それに激しく“同情”する。気の毒だと言い、人権問題だという。ばかばかしい。低線量被ばくは遺伝しません。まともな医者に聞いてごらん。まともな医者だよ。

疎開、疎開との”同情論。

この「空気」は何だろう。福島をダシにして自分たちのイデオロギーを成就させたいのか。

「不幸の象徴」として福島を“愉悦”の対象にしているのか。

こういえば当然否定されるだろう。私たちは「正しいことを言っているのです」と。

確たる論拠も無く福島を語って欲しくない。つまらん社会ネタの一つとして福島を報じて欲しくない。論じるだけなら、語るだけなら、放っておいて欲しいとも思う。


汚染水に対する解説もない。漏れた、大変だという“事実”だけ。
言い訳程度にすぎない扱いの、いわきの漁師たちの声・・・。

僕の周りの人たち、東京の人たち。「福島の野菜はおいしいから」と言って買う。コメも。果物も。桃を送った。喜んでいる。
こっちに年中くる。どこにでも行くし、何も気にしてない。気にしてないのが能天気なんじゃない。当たり前なのだ。

自分たちで“不幸”な人を見つけ、いや不幸だと決めつけ、それをとやかく言う。いじめの構図と同じなのだ。弱い者いじめ。


八つ当たりではない。怒りが収まらない。ボクもかつては東京人であったから尚更。

6 件のコメント:

小島喜子 さんのコメント...

反省することが多々あります。
胆に銘じます。

亭主 さんのコメント...

小島さん

とんでもない。とんでもない。めっそうもありません。

匿名 さんのコメント...

会津に住んでいる人以外の福島県人は、福島市以北が宮城県に編入されて、その他の地域は関東圏に編入されることを震災まえから望んでましたよ。「オレは東京と同じだぁ~」っていうのが彼らの望みです!避難区域が解除されてもだれも戻ってきません。もともと郷土愛なんかこれっぽっちもありませんから。

亭主 さんのコメント...

匿名さん

あまり匿名は歓迎しないのですが。

おっしゃっていることわかります。

これは東北の歴史、福島県の歴史、成り立ちと関係してくることであり。新潟の津川という町は会津への編入を望んでいます。もももと会津藩の所領だったから。

東北の人は、その地に執着に似た愛着を感じる人と、安易にそこを「捨てる」ことが出来る人とがいます。
それは東北の歴史、中央政府と東北の、中央政府がさまざま“略奪”していったこととも関係性があると見ていいのかもしれません。

ちなみに、いわきの人は、テレビは皆、アナログの時代ですが、アンテナを東京に向け、東京の番組を見ていました。県北の人は仙台にチャンネル合わせて。

とりあえず簡単にお返事だけさせていただきます。

東北愛 さんのコメント...

申し訳ありません。初めての投稿で要領を得ないままにご迷惑をお掛けしました。不手際お許し下さい。
関西に避難した福島県人がまた東電に対して訴訟を起こしました。弁護士だってボランティアではないだろうし、訴訟を起こすのだったらかなりの金額が必要となるはずです。そのお金をどうやって捻出したのでしょうか?そのうち「避難者セレブ」と呼ばれて世間から非難されますよ。
避難している方の中には、家族が津波にのまれて行方不明になっている方が多数いらっしゃるのではないですか。危険な場所は致し方ないとしてもなぜ探しに行かないのですか。放射能が怖いからですか。防護服を着ればよいではないですか。放射能が怖いから消防や警察や自衛隊の方々に頼んでおいて、金がほしいから東電に訴訟を起こすのですか?訳分かりません。

亭主 さんのコメント...

東北愛さま

ご丁寧に^^

おっしゃる「訴訟」なるもの。いろんなケースがあるようです。
もちろん「反原発運動家」や「団体」が支援しています。

セレブと呼べるかどうかはわかりませんが。

津波による不明者の捜索。

あの地域は立ち入り禁止区域です。線量を怖がって行かないのではないと思います。当事者ではないのでこれ以上は・・・。

訴訟では1円訴訟というのもあります。カネが欲しいから訴訟というのではないと思います。