2012年4月6日金曜日

東電とカネ。不可解と不条理。

どう考えてもふに落ちないのだ。東電とカネの話。ま、いろいろあるけれど。

“強制避難”させられたわけではないけど、福島市や郡山市などには賠償金が払われることになった。大人一人8万円。妊婦や子供には一人40万円。

この「賠償」の趣旨がいまだもってよくわからない。その報道がされて以来、明快な答えは誰も言わないし、どこも伝えない。なんとなくの「賠償金」って感じなのだ。

一番“被害”を被った農家。風評被害に泣く旅館業・・。それらは別途賠償されている。
いわば住民への賠償。

一月前くらいだろうか。東電から手紙がきましたよ。名前と口座番号書いて、郵便局の窓口に直接持っていけという通知が。

ちょっと下世話な言い方しますが・・・。

このカネって、何の賠償金。いや、もちろん原発事故で放射能をばらまいたってことはわかっているのですが。

慰謝料なの。オトシマエかい。口止め料かい・・・って。なんか釈然としないながら手続きしている人たちも多いとか。
自己除染で何十万円もかっかた人は納得出来ないというし。

少なくとも目下、一時間に線量0.6μシーベルトの線量下で暮らしています。でも、普通に、まったく普通に暮らしています。

カネの趣旨がよくわからないし、カネ貰うってことはどうも借りをつくるような気がして、はい、まったくの個人的“悩み”ですが、ちょっとためらいました。

貰わなかったら東電の“もうけ”。それは嫌だということで投函。まだ入金されてどうかはわかりませんが。されてないと思いますが、入ったら、例えばシェルターにいるペットの餌代に寄付していいかもと。

申し込んでから気がつきました。東電は、彼らに言わせるともうカネが無い。国に支援を求めた。それはとにかく総額3兆4千万円。国に。それって税金でしょ。

一つのへ理屈が浮かびます。「なんだい、福島のやつらは俺らの税金を貰ってるのかい」なんて誹謗が聞こえて来そうだし。とかなんとか。

そして驚いた。白河など県南地方や会津地方は線量低いってことではずされている。彼らは怒った。対象に入れろと。結果、妊婦と子供に一人20万円、大人は4万円支給。
その原資には東電からの「寄付金」を充てるとか。

カネよこせ、カネよこせの連呼が悲しい。

おいおい、県知事さんよ、何考えているんだい。確かに君の選挙地盤は南会津だけど。

子供、妊婦に40万。それは被ばくによって影響受けることへの対応だとするなら、金額で見る限り「影響がある」ってこと。
「いまのところ影響は無い」って言い張っていた枝野はあれを訂正したのかい。あの発言はそのままでしょ。そして時々、東電に大声あげているけどなんか「負け犬の遠吠え」みたいに。東電は赤い舌だして、次は「値上げ」だと。

値上げ話はまた別にして、あの「賠償金」について、きちんとした“解説”をだれかしてくれないものか。
そして、東電の寄付金なるものを当てにする県でいいのかどうか。

東電の直接賠償対象外だった県南地方や会津の人達は言う。我々も風評被害受けて大変なんだと。全県同一であるべきだと。県民同士のいがみ合い狙った東電の“策略”か。

じゃ、県境がちょっと異なった茨城や栃木、そして宮城はどうするの・・・。宮城県の妊婦には20万円払われるって話もあるけど。

「同心円」と同じような発想。

カネにまつわる話は多々言いたいこともあり。でも疲れます。きょうはこの辺で。

再稼働をめぐる政府の対応。まったく泥縄式なやりかた。なぜ急ぐんだい。一つの勘ぐり。再稼働派は自民党にも多い。消費税法案通すための「原発妥協」かと。

帰村を決めた川内村ではきょう小中学校の入学式。出席者は30人。わずか18%。主役の生徒や父兄よりもメディアの人数が多かったという・・。

“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...